デバイス(CPU、メモリー、ハードディスク、プリンター、ディスプレー、マウス、スキャナーや拡張ボードなどをパソコンに接続するための機器になります。)を正しく動作させるためのソフトウェアのことを総称してデバイスドライバーといいます。
今回は、デバイスドライバーのインストール手順や削除方法についてご紹介していこうと思います。
デバイスドライバーとは
デバイスドライバーは、パソコンにパーツや周辺機器を新規に接続するときには、それを認識させて使用できるようにするための専用のプログラムになります。
すでに、OS(オペレーティングシステム)にセッティングされているケースや一般的なソフトウェアを使用するケースが多いのですが、外部の周辺機器につきましては、新規にインストールを求められることがあります。
デバイスドライバーのインストール手順
インストールの手順ですが、インターネットに接続している場合にはアップデートにより自動的にドライバーソフトウェアのインストールがなされます。
ここではインターネットに接続に接続していない環境でのインストールの説明となります。
Windows7の場合のインストール手順
まず、OSのWindows7バージョンから見てまいりましょう。
- スタート⇒コントロールパネルを開きます。そうしますと「ハードウェアとサウンド」が出ますのでこれをクリックします。
- 「ハードウェアとサウンド」内にあります「デバイスマネージャー」をクリックします。
- 「デバイスマネージャー」⇒ほかのデバイスの下にありますGHS-8ATを右クリックします。
- 右クリックにより「ドライバーソフトウェアの更新」が出ますので、これを更にクリックします。
- 「ドライバーソフトウェアの更新」の画面で《コンピーターを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)ドライバーソフトウェアを手動で検索してインストールします。》をクリックしましょう。
- 次の画面では、コンピーター上のドライバーソフトウェアを参照します。と出てきますので、画面右中ほどの「参照」ボタンをクリックしまして付属のCD-ROMが挿入されているドライブをアポイントします。ここで注意すべきは、必ず「サブフォルダーも検索する」にチェックを忘れないことです。その後に次へのボタンをクリックし進みましょう。
- この画面では、「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。」と表示がされてインストールが完了しました。
画面右下の「閉じる」をクリックして終了です。「デバイスマネージャーとコントロールパネル」を閉じてインストールは終わりになります。
Windows10の場合のインストール手順
次は、OSのWindows10バージョンになります。
ここでも、インターネットに接続していない環境でのインストールを見てまいりましょう。
- スタート⇒設定をクリックします。画面の中に「デバイス」があります。これをクリックします。
- 画面左側の「接続中のデバイス」をチョイスし、関連した設定の「デバイスマネージャー」をクリックします。
- Win7同様に、「デバイスマネージャー」内にある「ほかのデバイス」「GHS-8AT」を右リックします。
- 「ドライバーソフトウェアの更新」をチョイスします。
- ドライバーソフトウェアの更新の画面で〈コンピーターを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)ドライバーソフトウェアを手動で検索してインストールします。〉を更にチョイスします。
- ここに表示されます画面では、コンピーター上のドライバーソフトウェアを参照します。と出てきますので、画面右中ほどの「参照」ボタンをクリックしまして付属のCD-ROMが挿入されているドライブをアポイントします。ここで注意すべきは、必ず「サブフォルダーも検索する」にチェックを忘れないことです。
- その後に次へのボタンをクリックし進みましょう。「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。」と表示がされてくインストールが完了しました。
画面右下の「閉じる」をクリックして終了です。
「デバイスマネージャーとコントロールパネル」を閉じてインストールは終わりになります。基本パターンは、Win7と同様になります。
デバイスドライバーの削除方法
Windows7の削除手順
Windows7バージョンから見ていきましょう。
滅多に起こらないかもしれませんが、プリンター、スキャナー等のいわゆる周辺機器が正常に動作しないこともあります。その主な原因としてデバイスドライバーが壊れていることが考えられます。
このトラブルの解決方法に、ドライバーを削除しまして新規にドライバーをインストールし直すという手段があります。そこで、以下に入れ直しの手順を見てまいりましょう。
- 「スタート」をクリックします。⇒更に「コンピーター」を右クリックし、「プロパティ」をクリックしましょう。
- プロパティの画面が出てきます。画面左側のところに、「デバイスマネージャー」が表示されています。これをクリックします。ここで、メッセージが表示され「標準ユーザーとしてログオンしています。等々」と出てきます。「OK」ボタンをクリックし、管理者のアカウントでログオンをし直しする必要があります。
- 「デバイスマネージャー」が出てきます。目的の項目の左にある「 」をクリックしまして、現れたドライバーを右クリックし「削除」をクリックしましょう。削除しますと、デバイスに問題があれば「!」と問いかけがあります。
安心して実行してみましょう。 - 「デバイスのアンインストールの確認」の画面が出てきます。メッセージが、「警告:システムからこのデバイスを削除しようとしています。」と出てきますので、「OK」ボタンをクリックしましょう。なお、ここでも注意が必要になり場面があります。それは、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」のチェックボックスにチェックをしますと、完全に削除されてしまいます。設定なども変更されますので注意してください。
- デバイスマネージャーから削除されたドライバーがないことを確認してください。
Windows10の削除手順
続きまして、OSのWindows10バージョンになります。
- Windowsキーを押しつつ「X」キーを押します。一覧が表示されますので「デバイスマネージャー」をクリックします。
- 「デバイスマネージャー」が表示されます。
目的の項目の左側には「>」がります。これをクリックしまして、削除のドライバーが表示されます。サウンド、ビデオなどのドライバーを削除してみましょう。 - 削除予定のドライバーを右クリックし、表示されまして一覧から「デバイスのアンインストール」をクリックしましましょう。
- 「警告:システムからこのデバイスを削除しようとしています。」のメッセージが現れます。「アンインストール」ボタンをクリックします。
なお注意が必要になり場面があります。「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除する」のチェックボックスにチェックをしますと、完全に削除されてしまいます。
設定なども変更されますので注意してください。
おわりに
今回は、デバイスドライバーのインストール手順は削除方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
手順通り進めていけば、インストール・削除ともに問題なくできると思いますので、ぜひやってみてくださいね。