DIYする人やハンドメイドする人には必須のアイテム「アクリル絵の具」。100円ショップでも最近見かけますよね?
今回は、そんなアクリル絵の具についてお話ししていきたいと思います。
DIYでアクリル絵の具が人気な理由
アクリル絵の具は水性絵の具に比べて、乾くのが早く耐水性なのが人気の理由のひとつで はないでしょうか?
また、空き缶や瓶にも塗れてオリジナルにリメイクできます。 ビンテージ調にも、ポップな感じにする事も、ステンシルに使ったり、レジンに混ぜてみたりと幅広く使え、DIYにもハンドメイドにも欠かせません。
値段は様々ですが、100円ショップでも取り扱ってるので手軽に始める事も可能です。慣れてきたらサビ加工みたいに、色々加工・細工したりして楽しむ事ができます。初心者でムラになってしまっても反対にそれが良い感じになったりと、ほとんど失敗がないのが人気の理由の1つです。
使い方 1:まずは基本の塗り方から!
混ぜる水の量で仕上がりは変わってきます。水を多くすると水彩絵の具の様に軽い感じになり、逆に水を少なくすると油絵の具の様にマ ットな感じになります。イメージに合わせて下さいね。
初心者の人は水を多めにして、水彩絵の具に近い感じにした方が塗りやすくなります。筒状のものは、一方向に回しながら塗るとムラなく塗りやすいです。ムラが出た場合、乾いたら重ね塗りをして修正可能です。
色分け塗り分けする時は、マスキングテープで保護しながらやります。また、絵の具が乾いた後に貼って使え粘着力が弱いのでキレイにはがせます。
使い方 2:アクリル絵の具の使い分け
アクリル絵の具(透明タイプ)
速乾性に優れ、どんなものにでも描くことができます。
名前の通り透明性があるので、重ね塗りをすると下の色が反映され、深い色合いにすることもできます。
アクリルガッシュ(不透明タイプ)
画家、デザイナーに人気です。厚塗りでよりマットに仕上げたい時に使うといいです。
少し水を足すと塗りやすく色ムラせず発色もいいし、重ね塗りをしても下の色が響きませ ん。もちろん速乾性、耐水性です。
インクタイプ(液状タイプ)
エアブラシを使う時に便利です。 水彩画のように書くこともできますが、従来のアクリル絵の具より耐水性が低いです。
このように用途に分けて使い分けたりできます。 インクタイプはあまり使わないので、ガッシュタイプ・透明タイプを揃えておくと良いでしょう。
使い方3:こんな使い方も可能!
100円ショップなどで売っているビニール傘にアクリル絵の具でかわいくポップな感じに することができます。
作り方も簡単です。 そのまま傘に描いてもいいですし、好きな絵柄を用意して傘に貼り付けてアクリル絵の具で描き写していくだけです。木箱や棚などリメイクするのにアクリル絵の具を使いステンシルすると全く違う感じにでき上がります。
布にも粘着力の高いアクリル絵の具を使えば簡単にリメイクできますよ。レジンに混ぜて使えば、自分好みの色にできオリジナルの作品が作れますし、プラパンに色を塗って焼く事もできます。
トースターで手軽に楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。お子様と一緒に作業するのも楽しいと思います。
ダイソー等100円ショップでのアクリル絵の具について
ここ数年、100円ショップでもハンドメイドの材料、道具も品揃え豊富ですよね。 アクリル絵の具ももちろん置いてあります。
通常のアクリル絵の具とガッシュタイプのとありました。 店舗によってはラメ入りもある様です。手軽にやってみる事ができるのが嬉しいですね。
本格的な物も良いですが、初心者や子供の工作用には100円ショップで材料を揃えてリメイクする事から始めるといいと思います。