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包丁の研ぎ方のコツや注意点について!参考動画もご紹介!

包丁の研ぎ方のコツや注意点について!参考動画もご紹介!

毎回、食事を用意をする時に使う包丁。毎日使うものになるので、やはり徐々に切れ味が悪くなってしまいますね。

こんな時、あなたは家で包丁をどうしていますか。包丁を研ぐサービスなどもありますが、包丁をわざわざお店に持っていくのは面倒ですよね。

今回は、初心者でもできる包丁の研ぎ方についてお話ししていきます。

包丁の研ぎ方

ここでは、初心者でもできる家庭用の包丁の研ぎ方の説明をしていきます。

用意するもの
  • 霧吹き
  • ふきん
  • 砥石(中砥石)
  • 砥石をいれる浅めの容器

まずは、砥石の準備からです。

  1. 容器に水を張ります。
  2. 砥石を水の中に10分つけ、砥石に水を吸収さます。
  3. ふきんを平らな場所に置き、その上に砥石を乗せてください。

これで包丁を研いでいきます。

まず、包丁の刃は一度に研がずに、三箇所に分けて研ぎます刃の先・真ん中・アゴ(お尻)順で研いでいきましょう。

親指を包丁の刃のアゴの辺りで押さえると良いです。

  1. 包丁を砥石に45度になるように当てます。刃は、手前側に向けます。
  2. 包丁の背のほうは約15度くらいを持ちあげるようにします。(十円玉が三枚くらいの厚さです。)包丁の刃は、自分のほうに向けて研いでいきます。
  3. 一回りを、20回くらい上下に研いでいきます。
  4. 同じように刃の先・真ん中・アゴの順場に研ぎましょう。

途中で、砥石が乾いてきたら、霧吹きで水をかけましょう。20回づづ必ず均等に数を数えてください。これがコツになります。

均等に削ると、包丁の刃の先にカエリつきます。カエリとは、包丁の刃をさわると指さきにひっかかる感じのことです。

カエリが、ついていないようならもう一度繰り返し研ぎ直します。反対側の包丁の刃も同じように研いでいきましょう。反対を研ぐ時には、包丁の刃は上を向いています。これで、上下に研いでいきます。

アゴを研ぐ時に、包丁を90度角度を変えるといいです。ここでまた、カエリ付いているかを、触って確かめます。カエリが、刃先に付いていたら、終わりに砥石でカエリを研ぎ落しましょう。

最後に包丁を洗って終了です。

包丁を研ぐときのポイント

包丁を研ぐ時の7つのポイントがあります。気をつけてみてくださいね。

  • ふきんは平らな場所に置きます。
  • 包丁の刃は一度に研がない。三箇所に分けて研ぐ
  • 包丁の刃は、アゴの辺りでしっかり押さえる
  • 砥石に45度になるように当てる
  • 背のほうは約15度くらいを持ちあげる
  • 研ぐ数は必ず20回づづ必ず均等に数を数える
  • 反対側のアゴを研ぐ時に、包丁を90度角度に変える

初心者でも、お家で包丁を研げると、お料理の腕も上がります。野菜などが、潰れずに綺麗に切ることができるって素敵ですよね。

  • 砥石は必ず水の中に10分はつけましょう。
  • 研ぐ数は、均等に必ず数えましょう。
  • カエリをしっかり確かめましょう。
  • その時に、手を切らないように慎重に確かめましましょう。

砥石の選び方とおすすめ

砥石の選び方とおすすめ

砥石には、荒砥石・中砥石・仕上砥石の3種類があります。家庭で砥石を使う場合には、真ん中の中砥石を使うことをおすすめします。

包丁を購入する時、同じ場所で揃えておくと便利ですね。プレーンな砥石はお値段も求めやすくなています。

両刃の研ぎ方

三種類の砥石を使った両刃包丁の研ぎ方についてです。

  1. 研ぎ桶に砥石をいれましょう。荒砥石と中砥石を水につけておきます。この二つはよく水を吸います。しっかり桶の中につけてください。
  2. 荒砥石の、全体をつかって満遍なく刃を研いでください。
  3. 刃を、良く研いでいくと、まくれがつきます。刃を触って指先にひっかかるのが、まくれです。まくれが出てきたらその場所はそれで一度終了します。
  4. 反対側の包丁の面を研いでいきましょう。包丁の先は少し持ち上げなら研ぐのがコツになります。

※初心者のカエリとまくれは、同じ意味です。

 荒砥石

はじめは荒砥石を使います。10円玉二枚程度の高さの角度つけて、上下に引い研いでいきます。砥石全体をつかって、満遍なく研いでください。刃にまくれが出てきたらその場所は終了です。

全体を満遍なく、包丁を研いでいきましょう。包丁の先は少し持ち上げなら研ぐのがコツになります。

裏側も同じように研いでいきましょう。均等にまくれが出るように、研ぐと荒砥石はおしまいです。

中砥石

先ほどと同じように10円玉二枚程度の角度をつけて 上下に引いて研いでいきます。
ここで、まくれを取っていきます。ザラザラした部分を触りながら確かめて取っていきましょう。

中砥石の行程で、包丁の刃の8割を仕上げる事ができます。まくれがすべて取れたら、中砥石はおしまいです。

この時点で包丁として普通に使う事ができます。

仕上砥石

仕上げ砥石を使い、包丁の刃を切れ味よくするために、さらに研いでいきます。

同じように10円玉二枚程度の角度を、つけて細かいまくれを取っていきます。手間をかければかける程良い刃がついてきます。

止め刃

止め刃は、あまり切れすぎる刃を、ゆるやかに丈夫な刃にしてくれます。包丁の刃を少し持ち上げて角度を変えて研いでいきます。

これで刃が少し丸くなり丈夫な刃ができました。

試し切り

新聞を包丁で切ってみてください。

素晴らしい刃ができると簡単に、新聞紙を切る事ができます。

おわりに

今回は、包丁の研ぎ方についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?

初心者の包丁の研ぎ方からプロのような包丁の研ぎ方までご紹介しましたので、ぜひ家で自分の包丁を研いでみてくださいね。