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屋久島のおすすめ観光スポット!便利な観光マップやおすすめの服装についても!

屋久島の観光では、ウミガメの産卵を見れたり、美しい海を見ながらのんびりしたり、と観光スポットがたくさんあります。

また、屋久島でも特に有名な縄文杉は、日本で初めて世界自然遺産に選ばれていて、その他にも「もののけ姫」のモデルになった白谷雲水峡などの大自然があります。

今回は、1度は訪れたい観光地として常に上位にいる屋久島の、おすすめの観光スポット便利な観光マップをご紹介していこうと思います。

屋久島おすすめの観光スポット

縄文杉

縄文杉

縄文杉は、屋久島で自生する最大の屋久杉で、杉として日本で最も幹回りが太く屋久島のシンボルのような存在です。

推定樹齢4,000年以上の縄文時代から生きていることからとうねる幹の造形が縄文土器に似ていることからその名前がつけられ、高さ25.3m・周囲16.4mあります。

その幹は屋久杉特有の波打つヒダとコブにおおわれ、背が低いずんぐりした樹形は台風の常襲地帯に育つ屋久杉の特徴をよく表していて、異形の放つ圧倒的な存在感に驚きとともに深い感動を覚えます。

縄文杉を見るには、メインルートの荒川登山口から往復10時間以上の本格的登山となることもその魅力の一つとなっています。

大川の滝

屋久島観光 大川の滝

大川の滝は、数ある屋久島の滝の中でも最大で、島の西側の堆積岩で形成された照葉樹林の中の崖を流れ落ち落差88mあり日本の滝100選に選ばれています。

滝つぼの前まで歩いていくことができ、マイナスイオンたっぷりの清々しさと真っ白なしぶきをあげながら流れ落ちていく姿を間近で体感できます。

滝つぼの中にはボウズハゼ、ヨシノボリなどがたくさん棲んでいて、橋の近くではカワガラス、キセキレイ、カワセミなどの水辺の野鳥にも出会えるかもしれません。

白谷雲水峡(宮之浦川)

屋久島観光 白谷雲水峡(宮之浦川)

白谷雲水峡は、人と森林のふれあいの場として1979年に林野庁により選定された宮之浦川の支流、白谷川上流にある面積423.73ha標高620mのところに入口がある自然休養林です。

幻想的な森の雰囲気が「もののけ姫」の中に出てくる深い原始の森のモデルになったといわれています。

美しい渓流と何百種類の苔におおわれた森を観察しながらめぐることができます。推定樹齢3,000年の弥生杉、奉行杉、七本杉などの巨木、花崗岩の隙間を流れ落ちる飛流おとしなどの見事な滝、江戸時代に花崗岩で作られた楠川歩道などが見られ、辻峠からもう少し歩けば太鼓岩の大展望が見ることができます。

永田いなか浜

屋久島観光 永田いなか浜

永田いなか浜は、屋久島の北西部に位置して砕けた花崗岩が交じる白い砂浜が約1kmに渡って続く綺麗な海岸です。

青い海と白い高波が特徴で、日没の前には真っ赤な夕日を見ることができます。
永田いなか浜は、ウミガメの上陸が日本で最も多い砂浜で、特にアカウミガメの上陸は多く4月末から8月初旬にかけて約280頭がやってきます。

屋久島全体では毎年数千頭のウミガメが上陸するといわれています。

産卵時のカメは警戒心が強く、驚かせたりすると卵を産まずに海に戻ることがあるので注意が必要です。

屋久島灯台

屋久島観光 屋久島灯台

屋久島最西端の永田岬に立っている屋久島灯台は、日本本土から台湾に至る南方航路整備のために九州西岸から南西諸島にかけての台湾航路灯台8ヶ所の一つです。

煉瓦と御影石の折衷造りで高さが19.6m白色のこじんまりして可愛らしい灯台で、中には入れませんが夕日スポットとして人気です。

ヤクスギランド

屋久島観光 ヤクスギランド

ヤクスギランドは、安房川の支流、荒川の上流にある面積270.33ha標高約1,000mの自然休養林です。

気軽に様々な屋久杉を鑑賞したい方にはおすすめの30~150分の4つのコースがあり、千年杉、仏陀杉、双子杉、くぐり杉、母子杉、ひげ長老などのユニークで独特な杉のほかにツガ、モミなどの大木を多数鑑賞できます。

屋久島への行き方

屋久島の行き方 フェリー

空路は、鹿児島空港から屋久島空港行きの便が1日6便就航していますし、伊丹空港と福岡空港からは直行便が1日1便就航しています。

高速船は、鹿児島本港南埠頭から出発した約2時間で屋久島到着し、1日6便就航しています。

2種類のフェリー

屋久島に就航中のフェリーは、「フェリー屋久島2」「はいびすかす」の2種類があります。

フェリー屋久島2は、高速船と同じ鹿児島本港南埠頭から1日1便就航しており、約4時間かかります。

はいびすかすは、鹿児島谷山港から1日1便就航しており、途中種子島を経由して船内泊をするため約13時間かかります。

屋久島のおすすめ観光マップ

屋久島のおすすめ観光マップ

屋久島をまわる計画を立てる際に、各観光スポットの位置関係がわかる地図があると便利ですよね。

事前にダウンロードできる観光地図では、屋久島観光協会が出している観光マップが各スポットの写真バス停の情報もあってわかりやすいので、ぜひダウンロードしておいてくださいね。

※「屋久島ゆったり満喫乗車券」というマップです。

屋久島の天気とおすすめの服装

屋久島は、「月に35日雨がふる」といわれる位に雨が多いので、雨具やカッパ、レインコートは必需品といえます。

縄文杉などを鑑賞するトレッキングを行う人は、本格的な登山に適した服装や靴、装備(リュック、水筒など)が必要です。

出かける前に、長期の天気予報でチェックしておきましょう。

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おわりに

今回は屋久島のおすすめ観光スポット便利な観光マップについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

屋久島はパワースポットもいくつかあり、とても空気がきれいで心も体もスッキリするので、ぜひ屋久島を訪れて日常の疲れを癒してくださいね。